美容や健康にいいってほんと?コラーゲンの特徴と効果
しかし、コラーゲンにどんな成分なのか、どういった働きをするのか詳しく知っている人は少ないでしょう。
また、「コラーゲンを摂取することに意味はあるのか?」といった疑問を持つ声も多いです。
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ここでは、私たちの身体に欠かせないコラーゲンの特徴や働き、摂取量について詳しく解説していきます。
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コラーゲンは身体に欠かせないタンパク質の一種
コラーゲンの正体はタンパク質の一種。人間の身体はタンパク質からできているため、私たちの命を支える大切な栄養素です。
体重比で見ると、60%が水分、20%がタンパク質、15%が脂肪、その他の無機質が5%、その20%のタンパク質のうちコラーゲンが占める割合は30%にも及びます。
特に皮膚に一番多く存在し、次いで骨や軟骨。その他、内臓や血管にも存在しています。
コラーゲンの働きとは?
細胞がきちんと並ぶための接着剤や足場のような働きをしているため、仮にコラーゲンがなかったら身体はふにゃふにゃ、シワシワになってしまいます。
コラーゲンが他のタンパク質と大きく違うのは、「3重らせん構造」であること。タンパク質の最小単位であるアミノ酸の3本の鎖が、くるくるとコイルのような形をしてコラーゲンを形成しています。
コラーゲンが伸縮性に優れた特徴を持っているのは、このらせん構造であるからこそなのです。
コラーゲンの摂取量や方法
コラーゲンは50代になると20代のときの約70%までに減少してしまいます。
また、コラーゲンの質も下がってきます。
実はこの質が下げることが問題で、肌にハリがなくなったり骨や関節のトラブルを起こしやすくなるのは、質が悪くなったコラーゲンのせいだと言われています。コラーゲンは血管や骨にも存在するため、動脈硬化などの健康トラブルを引き起こす可能性もあります。
年齢を重ねるほどコラーゲンは減少して質も低下していくため、早いうちからコラーゲンを補うことが大切です。
1日の推奨量について
コラーゲンの摂取量については特に定められていません。
タンパク質については、農林水産省が「成人男性で50g、成人女性で40g(※体重によって異なる)」と発表しています。
参考リンク:たんぱく質 農林水産省
コラーゲンドリンクなどの健康食品には多くても10,000mg(=10g)のコラーゲンしか含まれていませんので、毎日の摂取量目安を守っていれば過剰摂取になることは通常ありません。
コラーゲンを摂取する方法
コラーゲンは軟骨や関節に多く含まれるため、牛すじやレバー、鶏軟骨などに多く含まれます。
ただしこれらの食品は高脂質であることが多く、注意が必要です。
脂肪分が高い食べ物を摂りすぎると抗酸化物質を多く消費してしまうため、老化の原因となったり高脂質症から動脈硬化を引き起こします。
そのため、コラーゲンを補うのであればカロリーが低く加工され、吸収されやすい低分子コラーゲンを使用したサプリメントを利用するのが効率的です。